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図4−1. ウィスコンシン州の環境教育カリキュラムモデル(翻訳原図)(Wisconsin Department of Public Instruction, 1994)

 

上記の基本指針の中に示したように、環境教育カリキュラムを検討する際に、対象となる子供たちの年齢が考慮しなければならないことは言うまでもない。ウィスコンシン州でも、図4−1にある通り、各学年における子供たちの脳の発達を鑑み、実施すべき環境教育の要素、並びに重点目標を設定している。その際に注目すべきは、各学年ごとに子供たちのレベルにあわせ、「知覚認識」から「市民行動の経験」の育成までを、全て取りあげているということである。
上記の各学年ごとの指針をもとに、具体的にどのような指導方針がたてられているのかウィスコンシン州ワウパカ学校区の事例を次に紹介する。

 

 

 

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